【期限付任用】同棲している彼が無事に教員採用試験に受かった話。

いや〜、本日は大変おめでたい日です。
赤飯炊いて親戚一同でワイワイお祝いしたいぐらいです。(赤飯ってそんなに美味しいと思ったことないけど)

なぜなら・・・
私の彼が、教員採用試験に正規の枠で合格したからです!

彼の受験は平坦な道のりではなく、最初に受験した時から、実に二年をかけての念願の合格でした。
その流れはこちら↓

おととし受験1回目→不合格
昨年受験→期限付任用教員として合格
今年受験→正規の枠で合格

「期限付任用教員」という言葉は、実際に試験を受けた人以外あまり知らないかもしれませんが、この枠がかなりの救いになってくれました。

期限付任用教員とは?人数はどのくらい?

「期限付任用」というのは、東京都の教員採用で設けられている枠で、学校の入学試験で言うところの「補欠合格」に当たるような枠です。合格の枠には惜しくも入らなかったけれど、不合格ではないという状況ですね。

小・中・高の枠や教科によって、期限付任用の合格人数は大きく変わります。

先ほど平成31年度実施の合格発表PDFを見てみたところ、最多は「小学校」の枠で881人、最少は「特別支援学校」のいくつかの枠で1人の方が、期限付任用で合格されています。

枠によって大きな差がありますので「〇割の方が期限付任用になります」とは一概に言えないのです。

期限付任用教員は何ができる?

平成31年の東京都教員採用の実施要項にはこのように書いてあります。

年度途中の教員の病気休職及び退職、学級増等、教員の欠員が生じた場合に、学校に勤務します。勤務内容は、正規教員と全く同様であり、授業を行うだけでなく学級担任及び校務分掌も担当します(時間講師とは異なります。)。任用期間は、最長で1年間です。ただし、年度を越えたり、年度をまたがっての任用はありません。

(P.4~22)平成31年度東京都公立学校教員採用候補者選考(32年度採用)実施要綱

要するに、期限付任用教員は
・欠員が生じて、声がかかった場合に教員として勤務できる
・勤務内容は正規職員と同様。授業だけでなく、場合によっては担任もする
・任用期間は最長で1年間である

といった条件で勤務します。

育休や産休で先生がいなくなってしまう場合や、先生が急に止められた場合などは欠員が発生しますよね。その時に、期限付任用教員の名簿が上の人(成績がよかった人)から声がかかっていくという仕組みになります。

ちなみに、期限付任用の方の成績は上からA、B、Cといったようにランク分けされ、合格発表の通知(書面)で自分がどのランクかも知らされます。(わたしの彼はCだった気がします(笑))

ですので、もちろん声がかからない人もいます。また、声がかかる時期は様々で、試験後の冬〜春にさっそく声がかかる人もいれば、夏頃に声がかかる人もいます。

勤務し始めると、本当に正規職員と同じように働くので、児童・生徒たちは「正規職員なのか期限付任用教員なのか」の見分けはつきません(ほぼ)。

期限付任用教員のお給料・待遇は?

平成31年の東京都教員採用の実施要項にはこのように書いてあります。

期限付任用教員としての任用期間中は、地方公務員法の適用を受けることになります。給料・各種手当、勤務時間、休暇等の勤務条件は原則として正規教員と同様の扱いとなります。ただし、任用期間に定めがあることのほか、給料の前歴加算や休職休業等の扱いの一部で正規教員と異なる場合があります。

(P.4~22)平成31年度東京都公立学校教員採用候補者選考(32年度採用)実施要綱

期限付任用教員は、
給料・手当・勤務時間・休暇などの勤務条件も正規職員と同様です。

ですので、非正規採用の「非常勤講師」と違って、それだけで十分に生計を立てていけるだけのお給料・待遇が期待できます。

期限付任用だと翌年の試験はどうなる?

期限付き任用教員として合格された方は、翌年の試験がちょっと楽になります。

どういうことかと言いますと、「教職教養」や「専門教養」、「論文」といったような第一次選考が免除になるのです。

ですので、第二次選考の個人面接や集団討論(面接)だけを受ければ良い、ということになります。これはかなり気が楽ですよね。

期限付任用だと採用試験は有利になる?

「期限付任用」の方は、翌年に第二次選考だけでよいのですが、期限付任用だからと言って必ずしも選考が有利になるというわけではありません。

と言いますのも、期限付任用の方の中には「1年(場合によってはそれ以上)の間学校で勤務してきた経験のある人」と、「昨年期限付任用で受かったけれど、声がかからずに待ち続けていた人」がいますので、そうなるともちろん勤務経験のある方の方が評価が高くなりやすいです。

ですので、期限付任用で合格となったからといって「来年は二次試験だけだから楽勝だ〜!ラッキー!」というわけにはいかないのです。

期限付任用教員はガッツリ経験をつめる

彼は年明け頃にお声がかかり、春からさっそく勤務でした。

正規職員と同様であるとはいえ、まぁ〜〜業務量の多いこと!
授業作成、授業、運動会や文化祭(合唱コンクール)の準備、定期試験作成、丸つけ、成績つけ、部活、家出した生徒の捜索・説得、保護者対応など、とにかくありとあらゆることをやります。

「これ1年経験したら、そりゃ二次試験でも差がつきますわ」と思わざるをえないような1年間です。

わたしはそんな彼を家でサポートしていましたが、一時期は蕁麻疹になったりめまいになったりして本当に心配しました。さすが、これだけ世間で「学校教員のブラックさ」が話題になるだけあります(笑)

そんな中でも、彼はいつも「生徒が授業内容に興味を持ってくれて嬉しい」「やりがいがある」と言いながら、朝早くから夜遅くまで勤務していました。こういう気持ちを持てる人が先生をやれるんだな、と思わず感心。(笑)わたしには無理だ(早起きの時点で)。

合格発表までの期間は気が気でない(本音)

そんな風にあくせく働いても、二次試験で落ちたら振り出し(一次試験から)に戻ってしまう上に、無職になるのが期限付任用教員ですから、一緒に暮らしている身内は気が気でありません(笑)

まぁ無職になるとはいえ、教員資格は持っているので、ご縁があってお声がかかればまた勤務することもできるみたいですが、あのハードワークをしながら教養試験や論文の勉強をするとなるともはや生き地獄・・・考えるだけでも恐ろしいです。

「受かってるかな〜どうかな〜受からなかったらどうしよ〜」という漠然とした不安感がいつも片隅にあったので、彼から合格の連絡がきた時は心底安心しました。

本当によく頑張った!お祝いに高級焼肉でも連れて行ってあげたい!

最後に

この度、教員採用試験に合格された方は本当におめでとうございます。期限付き任用の方、不合格の方も、ぜひ諦めずに来年チャレンジしてみてください!

後輩教師に激辛カレー食べさせたりする反面教師にならないように(笑)、そして自分の心と体も壊さないように(←一番大事)。明るい教員ライフと歩んでくださいね。

日常

Posted by maijoy0209